2019-11-27 第200回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
まず、二〇〇三年に打ち上げられました初代「はやぶさ」につきましては、岩石質の小惑星イトカワの探査を行いまして、世界で初めて月以外の天体からサンプルを地球へ持ち帰ることに成功し、小惑星の微粒子の分析による科学的成果の創出、あるいはサンプルリターン探査技術の実証にも貢献し、宇宙探査の可能性を大きく広げたと認識しております。
まず、二〇〇三年に打ち上げられました初代「はやぶさ」につきましては、岩石質の小惑星イトカワの探査を行いまして、世界で初めて月以外の天体からサンプルを地球へ持ち帰ることに成功し、小惑星の微粒子の分析による科学的成果の創出、あるいはサンプルリターン探査技術の実証にも貢献し、宇宙探査の可能性を大きく広げたと認識しております。
○政府参考人(高田修三君) 宇宙基本計画におきまして、まさに先生御指摘のような「はやぶさ」による小惑星イトカワの探査など、国民に夢を与え、世界の科学技術に関する知的資産をこれまで産出してきましたが、このようなものとして、今の宇宙基本計画におきましては、宇宙科学・探査計画についても、「はやぶさ2」による探査などを始めとして推進していくことにしています。
また、小惑星イトカワから持ち帰った微粒子が太陽系誕生の秘話を私たちに説いてくれるのではないかということも、宇宙への大きな夢を子供たちにも抱かせてくれたものだったと思っております。 そして、昨年九月十四日には、新型ロケット、イプシロン初号機の打ち上げに成功いたしました。
○山谷えり子君 今、小惑星イトカワから取ってきたカプセルが全国を回っておりまして、八十三万人の来場者がいる。もうみんな老若男女、特に若者は科学技術立国日本への思いをはせているわけですよ。ここでこの「はやぶさ2」のプロジェクトを殺してしまうということはあり得ないと思います。事業仕分で何で二番じゃ駄目なんですかと言ったそれと同じ発想なんです、皆さんは。国益を損なうことが平気なんです。鈍感なんです。
小惑星イトカワから物質のサンプルを持ち帰るため、七年間にわたって宇宙を旅してきた「はやぶさ」は、世界に誇り得る我が国科学技術の輝ける結晶であります。そして、「はやぶさ」が持ち帰ったカプセルは日本各地で展示、公開され、国民の間に大反響を巻き起こしているのです。
特に、お尋ねのJAXAですが、これまで大変な実績を上げてきたことも事実でございまして、月の表側と裏側とで地殻の厚さや海の分布に明らかな非対称があること、これ月の二分性というらしいんですが、その発見をした「かぐや」であるとか、あるいは小惑星イトカワに着陸し、人類史上初めての地球圏外からの試料採取を試みている小惑星探査機「はやぶさ」など、その宇宙科学における世界的な成果というのはこれはきちっと正当に評価
日本の宇宙開発の技術は、御案内のように、あの小惑星イトカワ、これは大宇宙から見ればほんの点の、米粒のような、そこへ「はやぶさ」を軟着陸させる、こういう技術を持っておるわけでございます。これは、限られた宇宙予算、これもこれから伸ばしていかなきゃいけない分野だと思いますが、国際的にも高い評価がございます。